星の合図

すべてが恩寵。
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可塑性を感じて。

「可塑性」って検索結果を何回読んでも理解できない。

粘土みたいに修復可能な脳の状態?

一度壊れた動作など、失われた機能が

元に戻る?という意味合いで我が家で使用されている語だ。

 

わたしは脳内出血及び精神科への入院を経て

退院時に転倒し、玄関で動けなくなり一晩を過ごしたことがある。

以来、家事・仕事の一切をスピさんに託し

いえ、「託した」と表せば綺麗すぎる、「ほぼ丸投げ」したのだった。

 

Jugem用GEDC0121.jpg

 

二年が経過した。あれから少しずつ出来ることが増えていった。

今ではお洗濯を全てわたしが請け負っている。

洗面所に干したパンツ(乾いている)を取り込んでない

ことをスピさんに「パンツ、しまっとくよ〜」とからかわれることぐらい。

 

また厨房班として朝の野菜炒めの野菜切り・味噌汁のつくり置き、

翌朝の米飯のタイマー炊飯をしかけることが出来るようになった。

 

そこで「可塑性だね」って表現される。一回出来なかったことが

また出来るようになる。壊れた粘土細工が修復され再現される。

 

過去できていたことだから元に戻る。

昨年度は白菜が切れなかったが今は包丁使いを難なくこなしている。

 

散歩に出る。カメラを構えて写真を撮る。覚束ないながらも撮影できてる。

これも可塑性に入るんだろうか。昔できていたことだから蘇ったのだろうか。

 

粘土細工は脳の働きとつながってわたしを立たせているのだろうか。

激しい運動には向かない。足元が危ない。

だが、これは年齢で順当あるいは妥当な結果だと思うのだった。

 

公園で元気にお父さんへ駆けていく小さな娘さんを見た。

あんなふうに走ることが楽しくてしかたない記憶は鮮烈に在る。

現在は夫と二人「幸せだね」と確かめるように暮らしている。

わたしの真ん中から心から湧き出る想い、それに尽きるような日々だ。


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